【広州現地レポート】ビジネスと食が盛んな港街、展示会復活が鍵

食の街

 中国の8つの主要な料理の1つとして、広東料理は世界でも大きな影響力を持っており、広州は中国南部の最も重要な都市です。現代の移民の波とともに、広東料理は世界中に広がっています。現在、広州には12万6,000のレストランがあり、広州は1人当たり、年間の飲食店での消費額は4,143元に達し、全国平均の7倍を超えています。

 広州の食文化は非常に発達しています。広州での朝食といえば、お粥やロールパンが人気です。 「お茶を飲む」文化は、広州の人々ののんびりとした生活から生まれました。早朝にレストランでお茶やおやつを嗜む習慣をモーニングティーといいますが、その際に食べる点心には蒸し物や揚げ物など様々な種類があり、デザートを含む数百種類から選べます。西関は広州の食文化の中核地域であり、最も本格的な広東の点心の発祥地です。広州に来るときは、朝のお茶を求めて西関に来ることをオススメします。

 1997年以来、広州国際フードフェスティバルは広州市政府に後援されており、その規模と影響力は年々拡大しています。広州で毎年開催される観光とケータリングのイベントとして、国内外の多くの専門家や一般の人々を魅了しています。

西関

「お茶を飲む」点心

最後に

 広東省の税関で入国する「すべての外国から直接広東省に入った者」及び「過去14日以内に外国への訪問・滞在歴がある者」は国籍を問わずPCR検査を実施するとともに集中隔離施設での14日間の集中隔離措置+7日間の自宅隔離(いわゆる「14+7」)運用をすでに実施しており、費用はすべて自己負担となります。また、14+7の隔離期間中、1日目、7日目、14日目および21日目にPCR検査を実施します。このような厳しい措置により広州市民およびビジネスマンの安全な観光や展示会への参加が保証されています。将来、海外との往来が完全に復活した暁には広州のさらなる発展を期待します。

上下九歩行街