東武トップ、エシカルブランド「サラスースー」の工場見学、カンボジア発着

  • 2019年5月7日

 東武トップツアーズはさきごろ、カンボジアで女性の自立を支援しながらバッグやサンダルなどを製造し日本で販売するブランド「SALASUSU(サラスースー)」の工房を見学する現地発着ツアーの販売を開始した。

 サラスースーは、クメール語で学校を意味する「サラ」と「がんばって」を意味する「スースー」を組み合わせた名前で、同名のNPO法人が08年にシェムリアップ近郊の村に工房兼学校を設立。現在は小学校にも通えなかった女性や経済的に苦しい立場の女性ら65名を雇用し、安定的な収入に加えて仕事への誇りや自身、職業倫理などを学ぶ機会を提供している。

 東武トップツアーズにとっては「持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組みの一環で、ツアーではバッグの生産工程やいぐさの染色作業などを見学するほか、ヤシの葉での小物入れ作りなども体験する。また、シェムリアップ市内観光やアンコールワットの遺跡見学なども盛り込んだ。

 設定期間は4月17日から9月30日で、日程はシェムリアップ空港発着の2泊3日もしくは3泊4日。旅行代金は2泊3日の2名1室利用の場合で1名4万円から。