ボリビア・ラパス、水不足による「断水」に伴う影響

  • 2016年12月15日

 先日よりボリビアの水不足の影響を受け、ラパスでは「断水」が行われております。

 この事態にボリビア政府は対策を急いでおります。

 ボリビア観光省は観光業界と会議を行い、大切な収入源である観光業への影響を最小限にするため、ホテル・レストランなどの営業を衛生的に続けられるよう優先的に水を配給すると発表しております。

 なお、ラパスで断水が行われている地域は主に郊外であり、旅行者が利用するホテルが集中するラパス市内のエリアでは、断水は少ない状況です。現地に確認したところ
* ホテル・リッツ
* ミトゥル
* レアル・プラーザ
* エウローパ
* プレシデンテ
* カミノ・レアル
* カサ・グランデ
* レイ・パレース
などのホテルに断水の影響はなく、24時間水の利用が可能です。

 また、断水が行われているエリアに位置するホテルでも、4~5ツ星クラスのホテルであれば、断水時も貯水タンクで対応しており、特に問題はないかと思われます。

 レストランに関しても同様で、通常、旅行者が利用するレベルのレストランであれば貯水タンクで対応いたしております。

 なお最新のニュースでは、12月から雨期に入り水源の水量も増加傾向にあることから、この状況はそう遠くないうちに改善するものとみられております。

 ラパスへのご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

 
※参考: 在ボリビア日本国大使館発出「水不足に関する注意喚起」(11月25日)
 URL:http://www.bo.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryojimail20161128.html


情報提供:株式会社ラティーノ日本海外ツアーオペレーター協会