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RCI、「ジュエル・オブ・ザ・シーズ」を改装、新レストランも

  • 2016年1月26日

 ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)はこのほど、今年4月4日から23日まで、客船「ジュエル・オブ・ザ・シーズ」(9万90トン)の改装を実施すると発表した。同社によれば、2004年の就航以来、最も大規模な改装で、3000万ドル(約36億円)を費やして実施するという。

 改装では、2ベッドルームの「ファミリースイート」と、海側のバルコニー付き客室を計24室増加。さらに、既存のイタリアンレストラン「ポルトフィーノ」をカジュアルイタリアンレストラン「ジョバンニズ・テーブル」に、展望カフェ「シービューカフェ」を日本食とアジア料理のレストラン「イズミ」に、シャンパンバーをワインバーの「ビンテージ」に、それぞれ変更する。

 また、ステーキハウス「チョップス・グリル」やスパ、ショップエリアなどのデザインを全面的に刷新。プールサイドには屋外ムービースクリーンを新設する。このほか、シースルーエレベーターや床から天井まで続く大きな窓などに利用している約4000平方メートル分のガラスをすべて入れ替えるとともに、高速WiFiを船内どこからでも接続ができるようにする。

 なお、同船は改装後、4月24日から28日まで、フォートローダデール発着の4泊5日の「お披露目クルーズ」を実施。今年夏にはイタリアのチビタベッキアを拠点に東地中海やエーゲ海のクルーズをおこなう予定だ。