楽天トラベル、夏の海外旅行は14%減-ベトナムやタイなどが伸長

  • 2015年7月1日

 楽天がこのほど発表した楽天トラベルの夏休み期間(2015年7月15日~8月31日)の海外旅行予約動向で、予約人泊数は前年比14.1%減となった。同社では、円安や国際情勢による影響、韓国への旅行需要の低迷などが要因との見方を示している。

 方面別では、ベトナムが93.1%増と最も伸長。同社によると、14年7月にダナンへの直行便が就航したことを契機に、新たなリゾート地としての需要が高まっているという。

 このほか、タイが29.8%増、ハワイが26.0%増、カナダが16.9%増、台湾が16.2%増などとなり、前年を上回った。なお、方面別ランキングは6月14日時点で、100人泊以上の各国の予約人泊数をもとに算出した。国内旅行と訪日旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※同調査は、6月14日時点での予約人泊数実績をもとにしたもので、海外ホテル単品に加え、ダイナミックパッケージの宿泊分も含む。