中部、若者の海外需要喚起でキャンペーン、第3回

  • 2014年12月8日

キャンペーンサイトキャプチャ 中部国際空港利用促進協議会はこのほど、若年層の海外旅行需要を喚起することを目的としたキャンペーンを開始した。キャンペーン名は「若者よ!世界の写真を撮ってきて!(いい感じに)セントレア発着便限定企画『だから世界は面白い』コンテスト」で、旅先で印象に残った体験を写真とコメントで投稿してもらい、優秀作品を選ぶ。

 キャンペーンは2012年に初めて実施したもので、今年で3回目。日本旅行業協会(JATA)と全国旅行業協会(ANTA)、中部空港に国際線を就航する航空会社などと協力して実施する。

 2012年の第1回は手探りでの展開であったため投稿者数が100名超に留まったが、2012年は約3倍の432名に増加し、投稿数も1000件を超えた。特にソーシャルメディアでの広告や、空港など旅行の動線に沿った場所でのパンフレット配布などが奏功したほか、投稿時の入力項目を減らすなど工夫もおこなった。

 今年は、予算の制約もあって投稿者数の目標が300名となっているが、海外旅行への心理的なハードルを下げられるよう昨年度の受賞者や旅行会社、航空会社などプロからのアドバイスを掲載。賞品は昨年よりも数を増加しており、例えば最優秀賞には旅行券5万円分を贈呈。航空会社の協賛による特別賞として航空券も用意している。

 なお、対象は12月1日から2015年3月31日までに中部発着の国際線を利用して海外旅行をした消費者で、年齢は18歳から29歳までに限定。また、JATAまたはANTAの会員旅行会社でツアーや航空券を購入したことも条件としている。


▽キャンペーンサイト
http://www.sekacon.com/