大分・宮崎周遊に便利なドライブパス 大分県

 大分県から、公益社団法人ツーリズムおおいたの小山田舞さんと末田加良子さん、県大阪事務所の佐藤智美さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、12月21日まで行う大分・宮崎ドライブパスをPRした。

 ドライブパスは、大分と宮崎県内の東九州自動車道などが乗り放題になる特別企画。NEXCO西日本とともに両県が初めて取り組んだ。乗り放題の周遊エリアは東九州道・大分米良-佐伯と門川-清武南の区間をはじめ、大分道の日田-大分米良と速見-日出ジャンクション、宮崎道のえびの-宮崎。連続して3-4日間が前記の区間で乗り放題になる。

 例えば、福岡発の2泊3日で由布院温泉、宮崎市内観光、えびの市内観光などを高速道利用のマイカーで楽しむと通常1万6480円が5900円ですむ。フェリーや航空機で大分、宮崎を訪れレンタカーでの周遊なども対象になる。

 ETC搭載の普通車、軽自動車が対象で、事前にNEXCO西日本のウェブサイト「みち旅」から申し込む。

 小山田さんは「温泉入浴料や観光施設の割引など両県148カ所で特典を受けられます。アンケートに答えると抽選で特産品ももらえます。お得なパスです。ぜひご利用ください」。

 今年度中に大分と宮崎は東九州道1本でつながることから、大分県と宮崎県の観光担当者は定期的に会議を開いている。末田さんは「お互いにいいところを見つけていこうと観光素材を視察し合っています。食、自然、人などの素晴らしさを2県共同でアピールしていきたいですね」。

 佐藤さんは「10月9日には関空-大分間にLCCのジェットスターが就航しました。フェリー、航空機、鉄道と多彩なルートで大分にお越しいただき、到着後はぜひパスを利用してお得な観光を楽しんでください」。

 

情報提供:トラベルニュース社