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トルコ、「ブルサとジュマルクズック」など2件が世界遺産登録

  • 2014年6月30日

 トルコ共和国大使館は、このほどカタールのドーハで開催された第38回世界遺産委員会で、「ブルサとジュマルクズック」と「ベルマガと多層的文化の背景」が世界文化遺産に正式登録されたと伝えた。今回の登録で、トルコ国内の世界遺産は13件となる。

 ブルサはマルマラ地方の南に位置するオスマン帝国発祥の地で、ジュマルクズックはその近くに位置する村。14世紀初頭にオスマン帝国の首都が置かれていたため、現在でも当時のスルタンたちの廟が残っている。そのほか、モスクなどの宗教建築や宗教学校、大衆浴場、慈善施設なども残されている。

 ベルガマはトルコ西部のエーゲ海地方に位置し、かつてはペルガモンと呼ばれていた。ペルガモン王国の都だったアクロポリス遺跡、古代医療施設のアスクレピオン跡、トラヤヌス神殿などの寺院などの歴史的建造物が、観光客の人気を集めている。