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日本の国際会議件数は世界7位、アジア・太平洋では今年も首位に

  • 2014年6月2日

 日本政府観光局(JNTO)はこのほど、国際会議協会(ICCA)が集計した2013年の国際会議開催件数(暫定値)を発表した。それによると、2013年の日本の開催件数は342件で世界第7位となり、昨年の8位から上昇。アジア・太平洋地区では2年連続で1位となった。JNTOでは「2011年は東日本大震災の影響で大きく減少したが、2012年および2013年で上昇基調を取り戻した」との見方を示している。

 2013年に全世界で開催された国際会議は1万1685件で、前年から529件増加。都市別のトップ5は、1位がパリの204件、2位がマドリッドの186件、3位がウィーンの182件、4位がバルセロナの179件、5位がベルリンの178件となった。アジア・太平洋地区のトップ5は、1位がシンガポールの175件、2位がソウルの125件、3位が北京の105件、4位がバンコクとシドニーの93件だった。

 日本で最も開催件数が多かったのは東京の79件だったが、全世界では26位、アジア・太平洋地区では7位にとどまった。その他の都市では、2位の京都が43件、3位の大阪が20件、4位の神戸が18件、5位の横浜が17件で多かった。

 ICCAでは、各国支部を含む国際機関および国際団体、または国家機関、民間企業を除く国内団体が主催する会議のうち、参加者総数が50名以上で、定期的に開催され、3ヶ国以上で会議の持ち回りをおこなう会議を国際会議として認定している。