JAL、フィンエアーとも共同事業-日本/欧州間でATI追加申請

  • 2013年7月1日

 日本航空(JL)は6月12日、日本/欧州路線でブリティッシュ・エアウェイズ(BA)と実施中の共同事業について、フィンエアー(AY)も追加するため、国土交通省にATI(独占禁止法適用除外)を申請した。同じワンワールド・アライアンス加盟航空会社のAYと共同事業を展開することで、事業のさらなる強化をはかる。

 JLとBAは共同事業を2012年10月1日から開始。日本/欧州路線の全直行便と、両社の直行便に接続する欧州域内、日本国内路線でコードシェアや共同運賃の販売、マイレージプログラムでの提携など事業を展開している。ATI認可後は3社で緊密に連携し、路線ネットワークや商品、サービスの品質の飛躍的な向上をはかり、利用者によりよいサービスの提供をめざすとしている。

 なお、JLとAYは7月1日に就航した成田/ヘルシンキ線において、コードシェアを開始している。