日本航空、上期の国際線旅客数は17.7%増、9月は中国が減少

  • 2012年10月29日

 日本航空(JL)の2012年度上期(2012年4月1日~9月30日)の輸送実績で、国際線旅客数は前年比17.7%増の377万8806人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)を4.5%増としたのに対し、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)が17.1%増となり、利用率は8.2ポイント増の76.2%となった。

 方面別でも、中国を除く全方面で2桁の伸びを示しており、中国も8.2%増と好調。利用率では、太平洋線が81.8%と最も高い数値となり、次いで欧州線が76.5%、グアム線が75.8%、韓国線が74.7%などで続いた。

 なお、2010年比では、経営再建に伴う事業縮小で旅客数、ASK、RPKともに25%前後のマイナス。ただし、利用率は1.2ポイント増となっている。


次ページ>>>▽9月実績、旅客数は4.2%増、中国前年割れも韓国はプラスに