春秋航空、関空/上海線就航を計画、中国東北部の路線も検討

  • 2012年10月28日

 春秋航空(9C)は関空/上海線の開設を計画中だ。定期便として週7便で運航する計画で、使用機材はエアバスA320型機。2012年冬スケジュール中の就航を表明しているが、就航日は現在未定。9Cによると、尖閣問題による日中間の国交問題の状況を踏まえて検討しているといい、中国人団体の日本旅行が回復してくれば、2013年2月の春節前には就航したい考えだ。

 9Cが関空に就航するのは今回が初めて。上海線を皮切りに、瀋陽や大連、天津など中国東北部からの路線を開設したい考え。ターゲットはインバウンドで、親会社の春秋国際旅行社の支店があり、集客が見込める地域を検討中だ。