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エア・カナダ、LCCに意欲-カルガリー線、好調な推移

  • 2012年5月16日
(左から)ACマルチ・ナショナル・セールス・マネージャーのポール・マクリーン氏、AC東京支店旅客営業部次長の吉野奈奈氏

(カナダ・エドモントン発:本誌 栗本奈央子)  エア・カナダ(AC)はLCCの立ち上げに意欲を示している。ACマルチ・ナショナル・セールス・マネージャーのポール・マクリーン氏は、現在開催中のランデブー・カナダ2012で本誌の取材に応え、「LCCを立ち上げ、ロンドンなどACの主要市場ではなく第2市場に就航させることで、ACのネットワークを拡大していきたい」と述べ、LCCをセカンドブランドとして立ち上げ、国際線を運航したい考えを示した。

 LCCではレジャー需要をターゲットとし、国際線の中距離路線を就航したい考え。同氏によると、立ち上げの時期や路線、ブランドネームなど詳細は未定だが、就航先として北アメリカやカリブ地域、メキシコなどを視野に入れているという。また、ACでは2014年にボーイングB787型機を導入する予定だが、B787導入で現在就航中のボーイングB767型機に余裕ができる見込み。そのためLCCではB767を活用する可能性があると示唆した。

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