デルタ航空、4月の旅客単位収益11%増、太平洋路線が引き続き堅調

  • 2012年5月10日

 デルタ航空(DL)の2012年4月の運航実績によると、輸送旅客者数は前年比2.0%増の1373万2839人で、旅客単位収益は11.0%増となった。旅客輸送容量の調整が成功したほか、法人需要が堅調に推移。また、サービスとプロダクトへの投資が功を奏したとDLではみている。需要をあらわす有償旅客マイル(RPM)は国際線で0.3%増であるのに対し、有効座席マイル(ASM)は1.7%減で、座席利用率は1.6ポイント増の79.0%に改善した。

 このうち、太平洋路線はRPMが16.2%増、ASMは11.4%増と、全方面で唯一プラスを維持し、堅調に推移。利用率は3.1ポイント増の74.9%となった。

 なお、定時到着率は12.6ポイント増の90.9%、運航の完了・達成率を示す幹線のコンプリーションファクターは、0.8ポイント増の99.8%であった。