東京都は3月19日、韓国・ソウルで旅行会社やメディア向けに「Tokyo Tourism Challenge 2012」セミナーを開催する。韓国からの訪日外客数は1月も前年比35.4％減と落ち込んでおり、セミナーを開催することでテコ入れしたい考え。

　セミナーでは、震災の影響が尾を引いて東京の安全性が認識されず、旅行の行き先として東京を選択する際の不安を払拭できていないとの認識のもと、東京の観光情報や最新情報を提供し、東京の魅力だけでなく安全性をアピールするという。

　なお、東京都では、2月上旬には東南アジアでトップセールスを展開するとともに同様のセミナーを開催。東京都の局長級職員が初めて直接出向いたといい、予定を上回る参加者が集まったという。