IHG、2020年までにCIS諸国で100軒展開へ、12年にはインディゴ

  • 2011年11月23日

 インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)は2020年までに、ロシアやCIS諸国で合計100軒のホテルを展開する計画だ。英国のキャメロン首相が9月に訪露した際のミッション団にIHGのCEOも同行し、発表していた。

 この一環として2012年夏には、ロシア初のインディゴブランドのホテルとなる「ホテル・インディゴ・サンクトペテルブルグ・チャイコフスキー」の営業を開始する計画。客室数は119室。プルコヴォ国際空港から車で20分の距離にあり、モスクワ駅からも5分。サマーガーデンやスティグリッツ美術館に隣接し、エルミタージュ美術館やネフスキー通りも徒歩圏内に位置する。

 このほか、インディゴブランドのホテルをモスクワにも開業する計画で、モスクワではさらに2011年内にインターコンチネンタルブランドでも203室のホテルの営業開始を予定する。

 なお、インディゴブランドは2009年に初めてロンドンに開業した後、急速に拡大しており、欧州では4軒が開業済みで9軒が計画中。また、全世界では38軒が開業済みだ。