スカイマーク、第3四半期は大幅増益、営業利益は3.6倍の86.8億円に

  • 2011年1月28日
 スカイマーク(BC)の2011年3月期第3四半期(2010年4月1日〜12月31日)決算で、売上高が前年比34.5%増の411億7800万円、営業利益が258.5%増の86億8000万円と大幅に増加した。経常利益は258.1%増の81億4900万円、純利益は117.8%増の39億4700万円。ボーイングB737−800型機の導入を積極的に進めて合計17機にするなどし、路線拡大と競争力ある商品を設定したことにより旅客収入が増加。同時に、航空機の返還などによる整備費用の減少など、運航コストの削減も進めた。

 期間中の提供座席数は前年比29.0%増としたのに対して旅客数は33.6%増となり、利用率も向上。一方、コスト面では運航便数の増加と燃油価格上昇によって燃料関連費用が33.8%増となったものの、事業費は15.3%増の305億1700万円、販管費は15.0%増の19億7900万円に抑えた。

 なお、通年での業績は、売上高が38.5%増の574億円、営業利益が227.7%増の103億円、経常利益が234.8%増の99億円、純利益が90.3%増の50億円の予想だ。