日系航空会社2社、年末年始の国際線予約は2割減、日並びなど影響か
日本航空(JL)と全日空(NH)が12月16日に発表した年末年始(2010年12月23日〜2011年1月5日)で、2社合計の提供座席数は前年比15.8%減の68万8838席、予約数は22.7%減の53万3801件、予約率は6.9ポイント減の77.5%と苦戦している。 再建に向けて事業規模を縮小するJLと国際線を柱として成長をねらうNHで傾向は異なるものの、日並びの悪さや中国の尖閣問題などが影響しているものと見られる。
JLは座席数を28.4%減の40万3890席と絞ったところ、予約数は32.6%減の32万4930件と減少。ただし、予約率は5.0ポイント減ながら80.5%と80%台を維持した。方面別ではホノルル線の予約率が1.7ポイント増の91.1%となった。また、グアムも1.4ポイント減の88.1%であった。

一方、NHは座席数を12.0%増の28万4948席と大きく増加。これに対して予約数は0.1%増の20万8871件にとどまり、予約率は8.7ポイント減の73.3%となった。方面別では欧州線、中国線の予約率が2ケタ減となったが、ホノルル路線は4.2ポイント増の95.4%となり、JLを上回った。

なお、国内線では、JLは座席数が22.0%減の193万7468席、予約数が18.2%減の104万9772件で、予約率は2.5ポイント増の54.2%。NHは座席数が4.2%増の260万8864席、予約数が6.3%増の135万8046件、予約率が1.1ポイント増の52.1%であった。また、2社合計では座席数が8.9%減の454万6332席、予約数が6.0%減の240万7818件、予約率が1.6ポイント増の53.0%となった。
※訂正案内(2010年12月24日 11時10分)
訂正箇所:第3パラグラフ
誤:予約率は8.7ポイント減の73.7%となった。
↓
正:予約率は8.7ポイント減の73.3%となった。
訂正箇所:第4パラグラフ
誤:予約率が1.0%増の52.1%であった。
↓
正:予約率が1.1ポイント増の52.1%であった。
JLは座席数を28.4%減の40万3890席と絞ったところ、予約数は32.6%減の32万4930件と減少。ただし、予約率は5.0ポイント減ながら80.5%と80%台を維持した。方面別ではホノルル線の予約率が1.7ポイント増の91.1%となった。また、グアムも1.4ポイント減の88.1%であった。

一方、NHは座席数を12.0%増の28万4948席と大きく増加。これに対して予約数は0.1%増の20万8871件にとどまり、予約率は8.7ポイント減の73.3%となった。方面別では欧州線、中国線の予約率が2ケタ減となったが、ホノルル路線は4.2ポイント増の95.4%となり、JLを上回った。

なお、国内線では、JLは座席数が22.0%減の193万7468席、予約数が18.2%減の104万9772件で、予約率は2.5ポイント増の54.2%。NHは座席数が4.2%増の260万8864席、予約数が6.3%増の135万8046件、予約率が1.1ポイント増の52.1%であった。また、2社合計では座席数が8.9%減の454万6332席、予約数が6.0%減の240万7818件、予約率が1.6ポイント増の53.0%となった。
※訂正案内(2010年12月24日 11時10分)
訂正箇所:第3パラグラフ
誤:予約率は8.7ポイント減の73.7%となった。
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正:予約率は8.7ポイント減の73.3%となった。
訂正箇所:第4パラグラフ
誤:予約率が1.0%増の52.1%であった。
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正:予約率が1.1ポイント増の52.1%であった。