DS模擬問題:タイ編“アンダマン海の真珠”プーケットの多彩なビーチ
問 タイの正月に当たる4月中旬、ウミガメの放流祭をおこなうプーケット国際空港近くのビーチはどこか
A カロン・ビーチ
B パトン・ビーチ
C マイカオ・ビーチ
D スリン・ビーチ
――正解は下記へ
ココに注目!
▽アクティビティ豊富なリゾートアイランド
「アンダマン海の真珠」と称されるリゾートアイランド、プーケット島。バンコクの南862キロメートルに浮かぶこの島は、パラセーリングやサーフィン、ヨットなどのマリン・アクティビティだけでなく、エレファント・トレッキングや川下り、フィッシングなど熱帯雨林での体験素材にも事欠かない。まさにアクティビティ・パラダイスである。プーケットからは、カオラック、パンガー、スミラン諸島、クラビ、ピピ諸島、トランなど、日帰り可能なスポットが数多くあり、本格的にダイビングを楽しみたいという人には、もうひと足伸ばして離島を訪れるのもおすすめだ。
しかし、なんといってもプーケット最大の魅力は多彩なビーチだろう。島の西側と島の南端にかけて、賑やかなビーチから隠れ家的な静かなビーチまでさまざまな特徴を持つビーチが連なる。
▽ホテル選びはビーチ選びから
ホテルの選択の際にも、立地は重要な要素だ。北から順にビーチを見ていこう。まず空港近くにあるマイカオ・ビーチとナイヤン・ビーチは、あわせて14キロメートルにもおよぶ島最長のビーチ。国立海洋公園の一部として保護されているナイヤン・ビーチの背後には、手つかずの自然が広がり、遠浅のビーチでシュノーケリングを楽しみつつ、キャンプなどワイルドなアクティビティも堪能できる。落ち着いた高級リゾートエリアでの滞在を望む旅行者には、ビーチ沿いに5つのラグジュアリー・リゾートが点在するバンタオ・ビーチをすすめたい。ビーチ沿いに車道がないため、隠れ家的な雰囲気を満喫できる。少し南下した先にあるスリン・ビーチ、カマラ・ビーチもこじんまりとした静かなビーチ。
一方、いつも賑やかで楽しい雰囲気に包まれているのがパトン・ビーチだ。ビーチ沿いの道にはホテルや土産物店、レストランなどが軒を連ね、昼間はマリンスポーツやショッピング、夜はバーやナイトクラブで夜遊びと、1日飽きることがない。ホテルのプライベートビーチである北側のカロン・ノイから南側はほぼ一直線の海岸線が続くカロン・ビーチで、パトン・ビーチほど賑やかではないが、レストランや店もあり、長めの休暇を、便利にかつ静かにのんびり楽しみたい人には最適だ。小さな繁華街のあるカタ・ビーチは、乾期には透明度の高い海でシュノーケリングが楽しめ、質の良い波の立つ雨期はサーファーに人気となる。島の南端には、美しい景観が味わえるナイハーン・ビーチや、沖合のボン島やコーラル・アイランド(ヘー島)でシュノーケリングが楽しめるラワイ・ビーチがある。もちろん、滞在中その日の気分にあわせ、トゥクトゥクなどを利用して別のビーチに足を伸ばすのも一興だ。島の中心街プーケット・タウンからは、各ビーチ行きのバスも運行されている。
▽ウミガメ放流祭のイベントも
プーケット島では、タイのお正月であるソンクランにあたる4月中旬、マイカオ・ビーチやバンタオ・ビーチなどで、孵化したウミガメの子を海に帰す放流祭が開催されている。プーケットの海岸には、従来、12月から2月にかけて多くのウミガメが産卵にやってきたが、近年は観光化などの影響でその数が減少。政府がウミガメの保護に乗りだし、ウミガメの卵をパンガー、クラビ、ラノーンなどの施設で孵化、飼育し、この祭りの際に海に帰しているのだ。放流祭は、もともと漁村でおこなわれてきた伝統行事だが、最近は開発地域のイベントとして観光客にも浸透してきている。
ちなみに、プーケット旅行についてはシーズンに注意。季節は、11月から3月の乾期、4月から5月の暑期、6月から10月の雨期にわかれる。季節にかかわらず、ビーチに赤旗が掲げられているときは遊泳禁止だが、雨期には季節風の影響を受けやすい島の西側は特に波が高くなるため、マリンスポーツを楽しむ際は要注意だ。ただ、雨期といっても1日中雨が降り続いているわけではなく、降るのはスコール。この時期、各ホテルはリーズナブルなレートを提供するため、楽しみ方を工夫すれば割安感のあるツアーが可能になる。

正解:C

B パトン・ビーチ
C マイカオ・ビーチ
D スリン・ビーチ
――正解は下記へ
ココに注目!
▽アクティビティ豊富なリゾートアイランド

しかし、なんといってもプーケット最大の魅力は多彩なビーチだろう。島の西側と島の南端にかけて、賑やかなビーチから隠れ家的な静かなビーチまでさまざまな特徴を持つビーチが連なる。
▽ホテル選びはビーチ選びから


▽ウミガメ放流祭のイベントも

ちなみに、プーケット旅行についてはシーズンに注意。季節は、11月から3月の乾期、4月から5月の暑期、6月から10月の雨期にわかれる。季節にかかわらず、ビーチに赤旗が掲げられているときは遊泳禁止だが、雨期には季節風の影響を受けやすい島の西側は特に波が高くなるため、マリンスポーツを楽しむ際は要注意だ。ただ、雨期といっても1日中雨が降り続いているわけではなく、降るのはスコール。この時期、各ホテルはリーズナブルなレートを提供するため、楽しみ方を工夫すれば割安感のあるツアーが可能になる。

正解:C