09年留学先、カナダが人気−留学ジャーナル「白書」、イギリスも円高で伸び

  • 2010年3月2日
 留学ジャーナルがまとめた「留学白書2010」によると、2009年に同社に申し込んで出発した利用者に人気が高かった留学先はカナダで、全体の31%を占めた。2位はアメリカの28%、3位はオーストラリアの20%。カナダとアメリカは2008年と比較してそれぞれ1ポイント減少しており、オーストラリアも2ポイント減。アメリカは、大学進学の高校生が減少したという。一方、イギリスは3ポイント増で11%となっており、留学ジャーナルでは円高ポンド安が背景にあると分析している。

 このほか、留学動機では「語学力をつけたい」が87%で他を大きく引きはなしトップ。2位は「海外で生活したい」が48%、3位は「就職に有利」が20%で入った。