ペルー政観、新日本代表に永戸氏就任、新観光地や北部の素材をアピール

また、今回新しくペルー政観日本代表に永戸一孝氏が就任、セミナーで首都リマやペルー南部、熱帯雨林地帯、ペルー北部の観光コースといった各地の魅力を紹介した。同氏によると、2008年の日本人渡航者数は4万2745名。対前年比で13.4%増、2004年と比較すると46.4%増となっており、好調に推移しているという。今後はペルー南部のアレキーパ周辺で数年前に発見された世界で最も深い渓谷であるコタワシ・キャニオンや、考古学遺跡エル・ブルフォをはじめとしたペルー北部について「インフラの整備が問題だが、インフラが整ってから長期的にプロモーションをかけていきたい」との所存だ。また、ペルーには4ツ星、5ツ星のホテルが56軒あるが、今後2年間で15億米ドルを投資し、新たに22軒の4ツ星・5ツ星のホテルが開業すると予想されているという。
なお、セミナーではCO旅客営業部部長の佐久光俊氏が「COにとってペルーは重要なディスティネーションである」と述べ、10年にわたりペルーのプロモーションを継続してきたことを強調、引き続きCOの利用を呼びかけた。COでは10月1日から2010年3月31日まで、中米・または南米までのフライトを往復で搭乗すると、ビジネスクラス利用で1万ボーナスマイル、エコノミークラスで5000ボーナスマイルをプレゼントするキャンペーンを実施している。