エミレーツ航空、09年度上半期純利益は165%増−総収益は13.5%減
エミレーツ航空(EK)の2009年上半期(4月〜9月)の純利益は、前年比165%増の7億5200万ディルハム(約2億500万米ドル)を計上した。総収益が旅客と貨物のイールドが低下し、13.5%減の198億ディルハム(約54億米ドル)となったものの、総支出がコスト削減策とジェット燃料価格の低下により、15.8%減の190億ディルハム(約52億米ドル)となった。旅客人数は1300万人以上、有効座席キロ(ASKM)は22%増、有償旅客数(RPKM)は21%増となり、搭乗率は77.5%減と微減。貨物輸送量は70万トン以上で、今年度上半期は旅客と貨物をあわせ、アラブ首長国連邦への経済効果として直接的には100億ディルハム(約27億2600万米ドル)、間接的には140億ディルハム(約38億1600万米ドル)を貢献したと推定している。