楽天トラベル、第3四半期が過去最高、レジャー利用が36%増と拡大

  • 2009年11月13日
 楽天トラベルの2009年度12月期第3四半期(7月〜9月)の売上高は、前年比25.6%増の59億8900万円で、営業利益が17.6%増の28億6800万円となった。これは同社のこれまでの四半期ベースの決算と比べて、過去最高の結果。営業利益率も47.9%となり、今年度第2四半期の40.4%から改善した。予約数は14.9%増の830万8000泊、予約流通総額は24.8%増の891億円と大きく増加した。

 当期は夏休み、およびシルバーウィークの予約が好調に推移。同社では2名以上の利用者をレジャー目的の利用者ととらえているが、特にレジャー目的の予約が拡大し、36.0%増加したという。ビジネス目的の予約との割合は明確な数値はないものの、予約数、流通金額ともに同等程度まで増えているという。旅行商品ではダイナミックパッケージが国内、海外ともに好調で、特に海外では韓国エリアが躍進。現地支店を置き、直接営業して座庫を確保したことで、送客増加に繋がったという。


▽関連記事
楽天トラベル、9月連休の実績が大幅増、海外旅行はお盆期間の2割増しに(2009/09/29)