KNT、8月の海外旅行取扱額は31%減−国内旅行団体は好調

  • 2009年10月5日
 近畿日本ツーリスト(KNT)の2009年8月の旅行総取扱額は、前年比18.5%減の409億6438万2000円となり、500億円を割り込んだ。このうち海外旅行は、31.2%減の121億2824万9000円。一般団体、学生団体ともに減少し、団体合計が50.2%減の20億2720万4000円と半減したほか、企画旅行もホリデイが36.6%減の56億7218万8000円と減少。ただし、ホリデイの取扱人数は、近距離方面が多かったもののプラス成長。個人旅行も3.4%減の44億1496万5000円となり、海外旅行全体の中で堅調に推移した。なお、前年8月の取扱額には燃油サーチャージを含んでいる。

 一方、国内旅行は10.4減の278億8353万9000円。団体旅行は、一般団体が18.9%増の29億101万2000円、学生団体が20.6%増の24億9748万8000円と好調で、全体も19.6%増の53億9850万円となった。一方、企画旅行はメイトが16.9%減の176億5869万2000円となり、個人旅行は9.6%減の48億2453万1000円となった。このほか、インバウンド事業は46.9%減の5億3077万2000円であった。