エア・パシフィック航空、香港/フィジー線に12月から就航−CXと共同運航

  • 2009年9月15日
 エア・パシフィック航空(FJ)は12月3日、香港/フィジー線の運航を開始する。運航する曜日は木曜日と日曜日の週2便。キャセイパシフィック航空(CX)とのコードシェアでの運航となり、日本からは東京や名古屋、大阪、福岡などからのCX運航便と香港で同日乗り継ぎが可能となる。FJ日本地区総代理店であるエア・システムでは、日本各地から乗り継ぎの利便性が高まることをアピールするとともに、香港でストップオーバーすることによる新たな商品の可能性にも期待を示す。

 これまで日本とフィジーを直行便で結んでいた成田/ナンディ線は2009年3月28日をもって運休。現在は大韓航空(KE)がソウル経由でフィジーまで運航しているほか、12月18日からはコンチネンタル航空(CO)がグアム経由でのフィジー線運航を予定しているのみだった。今回のFJによる香港/ナンディ線は当初6月の就航を予定していたが経済危機などにより延期となっていた。エア・システムによると、現在FJ本社と航空運賃などについて話し合っているところで、詳細が決まり次第旅行会社とコミュニケーションを取っていく計画だ。

 なお、使用機材はボーイングB767-300ER型機になる予定で、ビジネスクラス18席、エコノミークラス228席の総座席数246席となる。スケジュールは下記の通り。


▽香港/ナンディ線スケジュール(12月3日か)
FJ318便・CX6901便/HKG 17時05分発/NAN 07時05分着(翌日)
FJ317便・CX6900便/NAN 08時55分発/HKG 15時10分着
いずれも木曜日、土曜日の運航となる