阪急交通社、7月の海外旅行取扱高がプラス成長−阪神航空は24%減

  • 2009年9月1日
 阪急交通社の7月の旅行取扱総額は、前年比1.1%減の304億6993万9000円となり、このうち海外旅行は1.5%増の199億2443万9000円となった。海外旅行のプラス成長は4月以来3ヶ月ぶり。アメリカ、ハワイ、韓国、中国方面が好調に集客したという。国内旅行は5.4%減の105億1423万8000円、外国人旅行は19.9%減の3126万2000円となった。

 一方、阪神航空の総額は23.2%減の26億1098万3000円。海外旅行は23.7%減の24億4726万8000円と30億円台を割り込んだ。業務渡航では景気後退で出張などの取扱件数が減少。企画旅行では、受注型が前年並みに回復したものの、募集型で南米、スペイン方面が低調に推移した。国内旅行は、国内航空券の取り扱いがプラス成長したものの、受注方企画旅行で大型ツアーの減少などの影響で、14.5%減の1億6371万5000円となった。