HIS、7月の海外旅行取扱高は21.9%減−近場アジアの集客人数好調

  • 2009年8月28日
 エイチ・アイ・エス(HIS)の7月の海外旅行取扱高は速報値で前年比21.9%減の209億2800万円となった。4月以降、新型インフルエンザの影響で減少幅が増えていたが7月は回復。新型インフルエンザが終息し始めたことや円高、燃油サーチャージ額ゼロなどの要因により需要が戻り始めたためだという。方面別では韓国を中心とした近場のアジアが好調で、夏のキャンペーンなども奏功し人数ベースでは取り扱いが増えているという。

 また、国内旅行取扱高は11.8%増の17億1400万円となり、2009年1月から連続でプラスに推移している。旅行総取扱高は20.1%減の226億4200万円となった。