JTB地球倶楽部、語学留学からSITへ拡充−「学びと体験」のエコツアーを発売

  • 2009年8月26日
 JTB地球倶楽部は今年度からSIT分野を推進、第1弾として「ニュージーランドエコ紀行8日間北島編・南島編」を発売する。同社ではこれまで、学生やOL、熟年向けの語学研修プログラムを販売していたが、このほど対象領域を「学びと体験」に拡充。カルチャー的な要素を含むSITツアーへ広げる予定で、今回のツアーがその第1弾となる。

 ツアーは北島コースと南島コースの2コースで、それぞれ8日間で設定。北島コースでは、ニュージーランド固有の鳥類を保護する「ティリティリマタンギ島」でのトレッキングや、マオリ族の神話を聞きながら「森の神」と呼ばれる巨木を見学するナイトウォークを実施する。また、南島コースでは、環境省が管理する国立公園でのトレッキングやアクティビティ、さらに環境問題に取り組む町のエコ活動にも参加する。ツアーには、朝日新聞の元記者で「ニュージーランドエコ紀行」の著者であるエコジャーナリストの青柳光郎氏が同行し、エコツアーで先進するニュージーランドの草の根レベルの活動を解説する。

 設定期間は北島コースが11月22日から29日、南島コースは12月8日から15日までのそれぞれ8日間で、旅行代金はいずれも39万8000円。募集人員は各コース最大20名で、計40名の販売をめざす。