名鉄観光など、第1四半期の営業収益は8.5%減、新型インフルや出張減が影響
名古屋鉄道の2010年3月期(09年4月1日〜6月30日)の連結業績で、名鉄観光サービスなどを含むレジャー・サービス事業の営業収益は、前年比8.5%減の134億800万円で、営業損失は前年より5億9400万円悪化の8億9200万円となった。景気悪化に加え、新型インフルエンザによる旅行手控えの影響により、旅行業では国内、海外ともに旅行の取扱高が減少。また、観光施設での利用者数が伸び悩んだほか、ホテル部門では法人宴会や出張宿泊などが減少した。
名古屋鉄道では今後の連結業績について、国内の景気悪化にともない運輸事業と旅行業を含むレジャー・サービス事業での減収が見込まれると予想。しかしながら、景気低迷を見込んだ需要予測にあわせ、経営体質の強化に努めているとして、通期の業績予想の変更はしなかった。
名古屋鉄道では今後の連結業績について、国内の景気悪化にともない運輸事業と旅行業を含むレジャー・サービス事業での減収が見込まれると予想。しかしながら、景気低迷を見込んだ需要予測にあわせ、経営体質の強化に努めているとして、通期の業績予想の変更はしなかった。