トップツアー、6月の海外旅行が63%減−自社企画のハワイ、韓国、台湾は好調

  • 2009年8月19日
 トップツアーの2009年6月の海外旅行取扱額は、前年比62.5%減の16億1700万2000円と大きく減少した。新型インフルエンザによる影響が大きく、特に団体旅行が81.4%減と影響を受けた。団体旅行の種別では、一般団体が77.8%減となったほか、教育旅行関係が中止・延期の団体が相次いだ結果、97.4%減となった。一方、企画旅行のうち自社企画は14.6%減、他社企画商品は47.3%減、企画商品以外の個人旅行は24.4%減となった。海外の取扱人員では、団体旅行は77.1%減であったものの、シンガポールは14.1%増と前年を上回った。また、個人は20.5%増と好調で、方面別では台湾が36.7%増、ハワイが30.9%増、韓国が28.7%増となった。

 このほか、国内旅行は12.3%減の84億2471万円であった。このうち団体旅行は10.4%減で、一般団体は24.1%減であったものの、教育旅行団体が5.6%増とプラス成長した。また、訪日旅行は55.6%減の1億7965万8000円であった。


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