JALツアーズ、クラシックジャンボ退役記念で2つのツアー設定−旬感旅行で

  • 2009年6月1日
 JALツアーズはボーイングB747−300型が今夏に退役する予定であることから、退役記念のツアーを旬感旅行で2商品、設定した。同機材は航空機関士と呼ばれるコックピットクルーを必要とする「3マンクルー機」で、航空ファンに「在来型ジャンボ」「747クラシックジャンボ」として親しまれている。今回の退役で日本の定期航空会社が運航する機材から3マンクルー機がなくなることになる。

 「JALフライトペレーション見学ツアー2日間」は、飛行機の運航に直接関わるJAL関連施設を見学するツアー。機体整備工場や3マンクルー運航のB747型機のフライトシュミレーター内部を見学。客室乗務員訓練所の見学とビジネスクラス用のミールの試食も用意している。設定期間が6月17日、24日、7月1日、8日出発で、出発地は札幌、大阪、福岡。旅行代金は大阪発の場合で5万5800円。

 また、「747クラシックジャンボで那覇/下地島を飛ぶ2日間」は、7月4日出発で東京、名古屋、大阪、福岡、九州発で設定。定期便のない那覇/下地島間はチャーター便で運航し、旅客機撮影の聖地として有名な「ランウェイ17エンド」でクラシックジャンボのタッチ&ゴーを間近で見学する。旅行代金は7万4700円から。