日旅、KNT、阪急、GW取扱人数が好調−中国の回復傾向強くアジアがけん引
大手旅行会社各社のゴールデンウィーク期間中の海外パッケージ商品の取扱人数が前年に比べて好調に推移した。各社ともに中国方面が回復傾向にあり、このほか韓国などの伸びが大きくアジアが全体をけん引したようだ。このほか、ヨーロッパなども円高傾向と燃油サーチャージ額値下げなどの影響で前年を大きく上回った。
日本旅行の全方面の取扱人数は前年比44%増と大幅に前年を上回った。北米の1%減を除けば全方面がプラスに推移。韓国や香港、東南アジアを含むアジアは69%増、中国は43%増、ヨーロッパは49%増と好調で、韓国のみで121%増という伸びを示している。日本旅行では、今年の傾向として添乗員付きのエスコートタイプの商品が好調であることから、団塊世代や年配世代の参加者が増えていると分析する。(GW期間:4月24日〜5月6日)
近畿日本ツーリスト(KNT)の取扱人数は中国が78%増で大幅に前年を上回った。韓国や東南アジアなどを含めたアジアは29%増、ヨーロッパは18%増となり、全方面あわせて15%増となり中国がけん引。全体的に堅調な伸びを示したものの、GW期間中のツアー参加者数の約5%のキャンセルが発生。2008年には1%程度であったため新型インフルエンザなどの影響を受けたとも考えられるという。(GW期間:4月25日〜5月6日)
阪急交通社は取扱人数全体で30%増となった。中国が214%増と大きくプラス成長したほか、韓国が23%増、台湾が62%増などアジアが好調であった。ヨーロッパも10%増で堅調に推移していたが、このほかカナダやオセアニアが前年を下回った。新型インフルエンザの影響については、6月、7月に予約していたツアーをキャンセルするといった動きがあったものの、GW期間中のキャンセルは多くなかったという。(GW期間:4月24日〜5月7日)
日本旅行の全方面の取扱人数は前年比44%増と大幅に前年を上回った。北米の1%減を除けば全方面がプラスに推移。韓国や香港、東南アジアを含むアジアは69%増、中国は43%増、ヨーロッパは49%増と好調で、韓国のみで121%増という伸びを示している。日本旅行では、今年の傾向として添乗員付きのエスコートタイプの商品が好調であることから、団塊世代や年配世代の参加者が増えていると分析する。(GW期間:4月24日〜5月6日)
近畿日本ツーリスト(KNT)の取扱人数は中国が78%増で大幅に前年を上回った。韓国や東南アジアなどを含めたアジアは29%増、ヨーロッパは18%増となり、全方面あわせて15%増となり中国がけん引。全体的に堅調な伸びを示したものの、GW期間中のツアー参加者数の約5%のキャンセルが発生。2008年には1%程度であったため新型インフルエンザなどの影響を受けたとも考えられるという。(GW期間:4月25日〜5月6日)
阪急交通社は取扱人数全体で30%増となった。中国が214%増と大きくプラス成長したほか、韓国が23%増、台湾が62%増などアジアが好調であった。ヨーロッパも10%増で堅調に推移していたが、このほかカナダやオセアニアが前年を下回った。新型インフルエンザの影響については、6月、7月に予約していたツアーをキャンセルするといった動きがあったものの、GW期間中のキャンセルは多くなかったという。(GW期間:4月24日〜5月7日)