独の見本市「ドリンクテック」、日本からの参加に期待−10%増の来場めざす

ドリンクテックは1951年にスタートし、4年ごとに開催。製造から充填、包装、輸送に至る全プロセスの最新技術が披露され、活発な商談もおこなわれる。前回の2005年には60ヶ国から1469社が出展し、ドイツ国外からの出展が763社を占めた。また、来場者は世界161ヶ国から6万6637人、うち半数以上は国外からの来場者だった。来場者の構成は業界全分野にわたるが、およそ3分の1がビール業界、ソフトドリンク分野がそれに続く。ここ数年は牛乳・乳製品の伸びも著しく、前回は全体の7%を占めた。

平均来場日数が2.5日と他の見本市に比べて長いのも特徴で、一度の手配に対する高い収益が期待できる。会期中は各種フォーラムやインターナショナル・フルーツ・ワールドなどイベントも多数開催されるほか、近郊のビール醸造所等では見学会も開催される。最終日には世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」がスタートするので、手配の際はこうしたイベントを視野に入れ、業務渡航に観光もプラスした提案も可能だ。ただし、ミュンヘンのベッド数が約6万であるのに対し、オクトーバーフェストの来場者は毎年600万人を数えるため、早めの手配が必要となる。オンラインでは前売り入場券を当日券の約半額で販売しており、ミュンヘン市内公共交通機関の無料乗車券(MVVチケット)も付く。
なお、ドリンクテックの日本の窓口は、メッセ・ミュンヘン・インターナショナル日本代表部が務めている。
▽メッセ・ミュンヘン・インターナショナル日本代表部http://www.messe-muenchen.jp/