オーストリア航空、ビジネスクラスの機内食をプレゼン、品質への自信示す

  • 2008年11月17日
 オーストリア航空(OS)は先ごろ、ビジネスクラスミールプレゼンテーションを開催、10月31日に開始した最新のメニューを中心に、サービスやキャンペーンを説明した。

 同社のビジネスクラスの機内食は、8月に発表されたスカイトラックスの年間ランキングにおいて2年連続で「長距離ビジネスクラス機内食の1位」を獲得。プロの資格をもつシェフが、機内で盛り付けや最終的な仕上げをする「フライング・シェフサービス」や、10種類のコーヒーを楽しめる「ウィーン風カフェサービス」など、ユニークなサービスが特長だ。日本・韓国地区総支配人のハンネス・シュタインアカー氏は「効率やコストではなく、クオリティが第一」と話し、今後も機内食に力を入れていく考えを示した。

 メニューはおよそ2ヶ月ごとに変わり、洋食2種類はヨーロッパで高級レストランを展開するDO&CO(ドゥ&コー)がプロデュース。和食2種類は日本発便ではANAケータリングサービス、ウィーン発便ではレストラン雲海の日本人料理長が担当している。また、機内食事前予約サービス(AIMS)では、AIMS限定メニューも提供。東京発のOS052便が対象で、24時間前まで受け付ける。

 このほか、ビジネスクラスでは今年夏から、枕とブランケットにリネンのカバーをつける新サービスを導入し、好評を得ているという。

 なお、11月1日から2009年3月31日までの期間、ビジネスクラスキャンペーンを展開。成田発ビジネスクラス(CまたはDクラス)の往復利用客が対象で、「リムジンハイヤーサービス(片道)」「無料宅配サービス(往復)」「成田ホテル前泊またはインターコンチネンタルホテル・ウィーン1泊」「JCBギフト券1万円分」のいずれかのサービスを利用可能とする。さらにメール会員に登録した人には、抽選で「ウィーン金貨ハーモニー」をプレゼントするダブルチャンスキャペーンを実施している。


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