エア・カレドニア、世界遺産のラグーンで需要拡大へ、日本発着便数は維持

  • 2008年10月31日
 エア・カレドニア・インターナショナル航空(SB)、日本就航5周年を記念したレセプションを開催、この席で同社アジア・ヨーロッパ・アメリカ地区副社長のミッシェル・レジ氏が、今年7月に世界遺産に登録されたニューカレドニアの6つのラグーンをはじめとする自然の魅力をアピールして、さらなる需要拡大に取り組むとともに、今後も旅行会社と連携してしていく考えを示した。また、同氏は日本の全体的なアウトバウンドが停滞気味にあるなか、SBの日本発着のフライト数を維持していく考えを表明。急激な円高・ユーロ安である現状から、「日本人には割安感が感じられるはず。これを契機とする需要増加に期待したい」 と語った。

 これまで、SBとともに新しい観光需要の提案、促進をしてきたニューカレドニア観光局日本支局長の高田光人氏は、「SBは就航当時から今まで、絶えず旅行会社を重視してきた。多くの航空会社のビジネスに変化がある中、常に旅行会社ととも取り組む意識が強い」と評価。今後も、共同のプロモーションを展開する考えだ。今年から実施する「元カレよりニューカレ」を打ち出した内容を継続し、12月には山手線の4編成を使った広告キャンペーンを実施する。