パーフェクトアイズは、8月から仮稼動しているホテル予約システム「エスコーダ」を11月から、本格稼動する。オンラインで空室と料金の確認ができるほか、即時予約が可能。提供するホテルは東欧や中欧、ロシアのサンクトペテルブルグなどを網羅する欧州全域とオーストラリア、タイなど500都市8000ホテル。特徴は、従来の部屋指定なし（ROH）が一般であったものに対し、ジュニアスイート、スーペリアなど客室を指定することが出来る点だ。

　また、今回の予約システムは、このところ顧客管理システム（CRM）で注目されつつあるセールスフォース・ドットコムを採用しており、簡易に販売レポートなど営業情報を作成できることから、「営業スタッフが少ない分、セールスレポートなどで補える」という。これは、パーフェクトアイズ側から各代理店に対して営業動向から販売促進策を打ちやすくなるほか、各取引旅行会社、もしくは各店舗で販売動向を把握しやすくなることからパーフェクトアイズ、および取引会社ともに営業効率を高めることが可能だ。なお、今回のシステムの導入により2009年4月からの単年度で取扱額10億円を目指す。