アメリカン航空、第3四半期の純利益は約46億円−燃油費は1124億円増
アメリカン航空(AA)の親会社であるAMRコーポレーションは、今年度第3四半期の決算で純利益が4500万米ドル(約46億円)となったが、特別項目を除くと純損失が3億6000万米ドル(約368億円)であった。第3四半期の業績には、American Beacon Advisorsの売却にともなう4億3200万米ドル(約441億円)の利益、輸送能力削減にともなう2700万米ドル(約27億円)の退職費用や航空機関連費用などを計上している。燃油費が前年比64%、11億米ドル(約1124億円)増となった。また、有効座席マイルあたりの旅客収益が10.9%増、搭乗率は1.7ポイント減の82.2%であった。
同社では今年から輸送能力削減計画に取組んでおり、主要路線単位収益は10.9%増となった。2009年も見直しを継続し、連結システム輸送能力は2008年比で約6%減、主要路線輸送能力は約5.5%減、国際線は07年比で横ばい、08年比では約1%減、米国国内線は07年比で約14%減、08年比では約8.5%減となる見込みだ。
同社では今年から輸送能力削減計画に取組んでおり、主要路線単位収益は10.9%増となった。2009年も見直しを継続し、連結システム輸送能力は2008年比で約6%減、主要路線輸送能力は約5.5%減、国際線は07年比で横ばい、08年比では約1%減、米国国内線は07年比で約14%減、08年比では約8.5%減となる見込みだ。