ヒルトン・ハワイのGMら来日、日本市場での拡販をアピール−シェア高める意欲

ビショップ氏はヒルトン・ワイコロア・ビレッジが1億米ドル(約100億円)で改装しており、ハワイ島の自然が楽しめること、敷地内でイルカの鑑賞などが楽しめることから、滞在の幅の広がりを打ち出していく。特に、日本人向けのサービスは、日本人スタッフや日本語でのサービスに加え、日本とハワイの双方の営業チームでサポートしていくと強調する。宿泊パッケージの充実にも努めており、そのひとつとしてゴルフパッケージやスパパッケージをあげ、「ゴルフでは2コースをラウンドでき、レンタルクラブも含めた料金」などと特典にも配慮していることをアピールした。
グランド・ワイレアは12月までリニューアルを進めている。ヒルトンとして新たな試みとなる「ザ・ウォルドルフ=アストリア・コレクション」を新たに加え、超高級ホテルとして運営。ウェディングをはじめ、夏にはファミリー需要も想定しており、「マウイの日本人のシェアを高めたい」と話し、12月にはロビー、スパ、客室などを一新して日本市場からの集客にもつなげたい考え。特に、ホールセール商品への提案では朝食を含み、12時チェックインを保証するなど、料金や過ごし方の提案をしていく。
≪写真≫左から、ジェリー・ギブソン氏、デビ・ビショップ氏、マシュー・M・ベイリー氏