旅行業倒産件数、8月は9件−3億円以下の倒産と地方での「破産」が多く
東京商工リサーチによると、8月の旅行業の倒産件数は9件(前年同月3件)、負債総額は12億円(同1億3000万円)であった。旅行業では負債総額3億円以下の規模の小さい倒産が多く、東京以外の地方都市で発生した。また、倒産形態としては「破産」が多く、東京商工リサーチでは特に「中小規模に業者の厳しさも見られる状況」としている。
なお、宿泊業の倒産件数17件(同12件)、負債総額は288億6300万円(同108億700万円)。負債額の増加は、東京都調布市に本社を置くバニラが、親会社の不動産会社である東京都新宿区のセボンに連鎖倒産し、負債額163億円を計上したため。ただし、地方を中心に倒産が発生しており、前年同月と比べ件数も増加している。
なお、宿泊業の倒産件数17件(同12件)、負債総額は288億6300万円(同108億700万円)。負債額の増加は、東京都調布市に本社を置くバニラが、親会社の不動産会社である東京都新宿区のセボンに連鎖倒産し、負債額163億円を計上したため。ただし、地方を中心に倒産が発生しており、前年同月と比べ件数も増加している。