長野インバウンドサミット 9月28日に松本市で

 「長野インバウンド・サミット2008」が9月28日、長野県松本市の松本大学で開かれる。JR東海相談役で日本観光協会中部支部長の須田寛さんが、長野県のインバウンド産業や産業観光の可能性をテーマに講演するほか、4つの分科会(メディア、信州の魅力、交通、ネットワーク)を行う。

 サミットは、今回が初めて。戸倉上山田温泉で亀清旅館を経営するタイラー・リンチさんと、長野県を訪れる外国人旅行者や在留外国人向けの英語と日本語の情報誌「NAGAKNOW」が呼びかけ、実行委員会には松本大学や信州大学、長野県観光部、信濃毎日新聞社などからメンバーが参加している。

 インバウンドに取り組む旅館などの現場と、行政や教育機関、地域住民が連携し、「インバウンド立県長野」を目指す足がかりとする。

 信州の魅力分科会では、新たな観光ルートのアイデアを検討するほか、交通分科会では外国人観光客が1人でも動きやすい交通情報の提供の仕方などについて議論する。

 参加費は事前登録が1000円、当日は1500円。

 問い合わせは、長野インバウンド・サミット実行委員会事務局TEL:0263-37-2075まで。



情報提供:トラベルニュース社