ANAグループは2008年度下期（10月1日〜09年3月31日）のアジア行きエコノミークラス割引運賃「エコ割」とビジネスクラス割引運賃「ビジ割」を設定し、7月30日に国土交通省に申請した。エコ割では上期から新規設定した、出発当日の購入が可能な「スーパーエコ割」について、事前購入型割引運賃「エコ割14」とともに空席状況に連動した運賃体系を導入。例えば、10月1日から12月19日と1月3日から2月12日のシンガポール行きの場合、タイプAでは往復運賃は4万8000円だが、タイプBの場合3万2000円となる。また、「エコ割21」と「エコ割7」は「エコ割14」に統一し、廃止する。

　一方、ビジ割は韓国、香港のぞく中国、マレーシア、ミャンマー、カンボジア以外の方面で設定。バンコク行きの場合、31万8000円から35万8000円の設定だ。