ANAグループは7月23日、2008年度下期（2008年10月1日〜2009年3月31日日本出発分）の「エコ割」と「ビジ割」運賃を国土交通省に申請した。上期から設定している「スーパーエコ割」は、事前購入型の「エコ割14」とともに空席状況に連動した運賃体系を採用。これにより、予約時の空席予測に応じて運賃レベルを3段階に分け、空席が多いほど割安な運賃を提供する。運賃は、例えば東京・大阪・名古屋／ロサンゼルス・サンフランシスコ線ではスーパーエコ割が4万9000円から、エコ割14が7万2000円からとなる。

　なお、今回申請した方面は米国本土・カナダ・メキシコの北米、ブラジルの南米、ヨーロッパ、中東、アフリカ、ハワイ路線で、韓国や中国、台湾、東南アジアなどの路線については改めて申請する。