ドイツ、「宮殿と庭園」よりヘレンハウゼン王宮庭園の紹介

  • 2008年7月17日
 北ドイツのハノーバーにあるヘレンハウゼン王宮の大庭園「グローサー・ガルテン」。ハノーバー選定帝侯妃であったゾフィーによって1714年に完成しました。ドイツで当時のまま最もよく保存されている初期バロック庭園で、幾何学的模様の広い花壇と砂岩でできた白い彫刻群が印象的です。

 ヨーロッパ最高といわれる高さ82mに達する大噴水、1670年ごろの大きな多段滝、オランジェリー、夏には野外コンサートや野外演劇の舞台となる黄金の庭園劇場が点在します。19世紀半ばまでに庭園は次々の拡張され、現在は4つの庭園で構成されています。
最近の注目は、フランスの女流造形芸術家ニキ・ドゥ・サンファルの作品です。
「色彩の魔術師」と呼ばれるニキの代表作「グロッテ」(洞窟)は、王宮庭園の一角にあります。壁一面を埋め尽くすカラフルなモザイクアートは見逃せません。

 又、毎年6月から9月にかけてコンテストが開かれます。今回出場するのはポルトガル、フランス、フィリピン、デンマーク、カナダの5ヶ国。花火だけではなく、音楽、演劇イベントも繰り広げられます。


※ハノーバーの観光情報はこちら
URL http://www.visit-germany.jp/JPN/destination_germany/master_tlstadt-id1099.htm (日本語)


情報提供:ドイツ観光局、日本海外ツアーオペレーター協会