JTB九州、企業の健康増進を対象とした「ヘルシーカンパニー支援事業」を展開

  • 2008年7月8日
 JTB九州はこのほど、ヘルスツーリズム研究所と連携し、企業向けの健康増進の事業「ヘルシーカンパニー支援事業」を本格的な展開を開始した。従業員の健康管理を経営管理の一環として、事業の収益拡大や活性化、医療負担の軽減を積極的にめざす。具体的には、医療関係の企業や機関との協業でメタボリックシンドローム対策、メンタルヘルス、禁煙といった分野で、科学的根拠に基づく健康と医療を踏襲したプログラムを実施する。また、日常生活の指導を含み、参加者に行動の改善を促す。

 JTB九州を中心に、NPO法人ハットウ・オンパク、竹田市観光ツーリズム協会、マイダスコミュニケーションが「大分県ヘルシーカンパニー支援事業コンソーシアム」として連携し、大分県と福岡県で展開する。今年度は、企業の受入地の整備、法人向け健康増進プログラムの開発を行なう。また、福岡県内の企業向けにプログラムの販売、健康関連の企業との提携を検討していく。

 なお、7月15日には、大分市の全労済ソレイユでセミナーを実施。企業の受容性と課題を企業の経営者や福利厚生の担当者と議論、検討する。