日本航空と全日空、中国路線でオリンピック日本選手応援機内食を提供へ

  • 2008年7月3日
 日本航空(JL)と全日空(NH)は北京オリンピックにあわせ、8月中は中国路線で日本代表選手団を応援する特別機内食を提供する。両社は日本オリンピック委員会のオフィシャルパートナーで、オリンピックムードの盛り上げに協力。JLは羽田/上海虹橋線、成田・関空・中部/北京・上海・広州線の往復、NHは成田/北京線と関空/北京線の日本発便を対象とする。メニューにはオリンピックにちなみ、「五色」の食材や「金」、「メダル」にちなんだ料理を用意した。両社は中国方面の需要が低迷するなかでオリンピック後の回復に期待を寄せており、特別メニューで盛り上げたい考えだ。

 JLは、ファーストクラスとエグゼクティブクラスの和食で、京都料理の「芽生会」とのコラボレーションにより、5つの小鉢を楽しめる「五鉢膳」を用意。また、ファーストクラスの洋食では「イセエビの祝い飾り」などの前菜ののち、メインディッシュの「牛肉フィレステーキとフォアグラで勝利をめざして」を提供する。エグゼクティブクラスでも「雲丹テリーヌ『勝利への道』」、エコノミークラスでも「白胡麻プリン聖地の炎飾り」を用意した。

 NHでは、ビジネスクラスのメインディッシュを8月1日から15日と16日から31日で変更。和食は、「金目鯛湯霜造り」や「五色彩り素麺」などのほか、前半が「金目鯛煮付け金箔飾り」と「勝ち栗おこわ」、後半が白金豚かゴールデンポークの「勝つカレー」など。洋食は「紅白仕立ていくらのタルトレット 金箔飾り」とメダルの形のムースケーキに、前半が「和牛フィレ肉のステーキチーズのメダイヨン添え」、後半は「和牛の勝つレツ マルサラワイン風味」を用意。エコノミークラスでは、勝つカレーと牛フィレ肉のステーキの素材を変えて提供する。