
近畿日本ツーリスト(KNT)はこのほど、クルーズ客船「ディスカバリー号」に乗船し、南極半島に上陸するツアーの販売を開始した。南極半島とグリニッジ島といった周辺の島を訪問。島に接近または上陸する際にはエンジン付きのゴムボートを使用し、ペンギンの子育て、アザラシ、アホウドリなどを間近で見ることができる。上陸回数は天候により決定するが、少なくとも2回はボート船による観光を実施できるように尽力するという。船内には南極クルーズの経験が豊かなクルーのほか、生物学者、科学者、ジャーナリストが乗り込みレクチャーを実施する。
12月17日出発の16日間のコースと2009年1月11日出発の14日間の2コースの設定で、16日間のコースでは南極観察基地を訪問する。料金は16日間のコースで海側スーペリア2名1室利用の場合、1人160万円。