エア・カナダ、下半期の国際線輸送量を7%削減、大阪線撤退も含み
エア・カナダ(AC)は2008年第4四半期と2009年第1四半期の輸送量を、7%削減する予定だ。燃油価格の高騰を受けたもの。内訳は、国内線は2%減、アメリカ線は13%減、国際線は7%減とし、トロント/ローマ線の一時運休と、10月26日からのバンクーバー/大阪線の撤退も含まれる。ただし、スケジュール改定と便数の調整の詳細は後日発表する予定。
輸送量を減少させるため、従業員のリストラも予定。組織全部門で最大2000人を削減する予定だ。ACでは、燃油価格が1バレルあたり1ドル上昇すると、年間の燃油費用が約2600万ドル上昇とし、現在の価格レベルが続いた場合で2008年は前年比で約10億ドル増になると予想。これにより、乗客1人あたりの往復の燃油コストは、前年の57.5%増となる平均230ドルに上昇するとしている。
輸送量を減少させるため、従業員のリストラも予定。組織全部門で最大2000人を削減する予定だ。ACでは、燃油価格が1バレルあたり1ドル上昇すると、年間の燃油費用が約2600万ドル上昇とし、現在の価格レベルが続いた場合で2008年は前年比で約10億ドル増になると予想。これにより、乗客1人あたりの往復の燃油コストは、前年の57.5%増となる平均230ドルに上昇するとしている。