ガルーダ・インドネシア航空、名古屋線が好調、ロードファクターが87%に
ガルーダ・インドネシア航空(GA)が6月2日から運航を再開した名古屋/デンパサール線が好調に推移している。GA名古屋支店営業部長の水津氏によると、ロードファクターは19日現在で86.9%。日本支社が最小目標として設定していた70%程度を上回る推移だ。レジャー客が主要で、そのうち94%がパッケージツアー利用だという。
この要因をGA名古屋支店営業部長の水津氏は、「市場が(運航再開を)待ち焦がれていただいていた」と感謝するとともに、GAが早期に運航再開を案内したこと、名古屋発の競合ビーチリゾートの中での優位性の2点をあげる。昨年12月に再運航を案内し、ジェイティービーやエイチ・アイ・エスなど、複数の旅行会社が商品を造成。60日前のネームインで1万円割り引くという早期割引も導入した。その結果「若者からシニアまで幅広い客層が利用している。造成段階で土曜日出発の6日間の長いツアーを働きかけており、リゾート滞在だけでなくジョグジャカルタに足を伸ばし、ボロブドゥールなど世界遺産を巡るツアーも見られた」と説明し、運航再開までの準備期間が十分にあったメリットを強調。また、6月はインセンティブなどグループ需要が少なかったが、今年は20名から80名まで20本を受注し、3ヶ月前でも予約がとれない日もあったという。水津氏は「名古屋発のビーチリゾートの競合はケアンズとハワイだが、ランドコストの比較と他社も運航する供給量の大きさに、安心して商品を作りやすかったのではないか」とみている。
今夏は海外旅行全体が弱含みに推移しているが、「(GA名古屋線は)落ちてはいない。これから日々、積み上げていく」と自信をみせる。今後は、バリの旅行ではGAを第一候補としてもらえるよう、名古屋/バリ線の運航の認知向上を目的とした消費者向けの広告展開を予定するほか、業界向けには東京や大阪で一部出ている、ウブドなど山の癒しを目的とした商品の展開を名古屋でも促すなど、先を見越したプロモーションを展開していく考えだ。
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◆ガルーダ・インドネシア、来年6月から名古屋/デンパサール線運航を正式発表(2007/11/02)
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今夏は海外旅行全体が弱含みに推移しているが、「(GA名古屋線は)落ちてはいない。これから日々、積み上げていく」と自信をみせる。今後は、バリの旅行ではGAを第一候補としてもらえるよう、名古屋/バリ線の運航の認知向上を目的とした消費者向けの広告展開を予定するほか、業界向けには東京や大阪で一部出ている、ウブドなど山の癒しを目的とした商品の展開を名古屋でも促すなど、先を見越したプロモーションを展開していく考えだ。
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