航空各社、6月からeチケット100%化へ−代理発券では対応分かれる

インターラインeチケットシステムの構築は、各社が積極的に進めている分野で、「ほとんどの航空会社を含めて発券可能」(ユナイテッド航空、エールフランス航空/KLMオランダ航空)という企業もある。インターラインeチケットパートナーの数が最も多いのは126社を数えた大韓航空(KE)とデルタ航空(DL)で、逆に最も少ないのはトランスアエロ航空(UN)で4社であった。
旅行会社が紙発券を依頼した場合のコミッション、手数料の発生など、精算面では航空会社によって対応が分かれた。現状と同じくコミッションの対象にし、手数料は取らず、航空券の送料も航空会社側で負担する会社がある一方、正反対の対応をとる会社もある。「代理発券をコミッションとスケールの対象とするか」の質問に対して、回答を得られたのは27社中19社で、このうち「対象外」とした会社は4社。また、発券の際に手数料を請求する航空会社は5社で、手数料は1000円から最高5000円であった。
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▽各社対応状況(回答を得た航空会社のみ)→PDFファイルのダウンロード
