じゃらんnet、韓国の宿泊予約サイトから予約受付へ−施設側の登録費は無料

  • 2008年5月19日
 リクルートが運営する国内旅行情報サイト「じゃらんnet」は、韓国の宿泊予約サイトの「旅行博士」と提携し、8月から宿泊施設の予約受け付けを開始する。今回のサービスでは、宿泊施設側の参画費用は無料で、宿泊施設が掲載を希望するプランについて、旅行博士が施設とプランの情報を韓国語に翻訳、旅行博士のサイト上で閲覧できるようにする。予約作業は、韓国人ユーザーが旅行博士に問い合わせ、旅行博士の手配担当者がじゃらんnetでの予約登録をおこなう。

 施設側には、宿泊予約成立ごとに8%、シングル利用の場合は4%を課金する。決済の流れは、韓国人ユーザーが渡航前に旅行博士に事前決済し、宿泊施設にはじゃらんnet経由で精算する。また、キャンセル時も同様に、規定料金を支払う。リクルートでは、宿泊施設に向けて風呂の入り方などを書いた配布用の冊子と、従業員向けの韓国語会話集などを用意し、受け入れ態勢を整備する方針だ。なお、旅行博士は総合旅行会社で、韓国からのアウトバウンド送客数が6位、日本への送客数は1位の会社。